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旧古河庭園で秋のバラフェスティバルを満喫する

庭園 自然


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秋バラが見頃の季節になりましたね。
秋バラといえば、ペンタゴンシンドローム。*1
ペンタゴンシンドロームといえば、秋バラ。

非常に見にいきたい。
でも、ペンタゴンシンドロームに出てきた秋バラが見える中之島公園は、大阪にある。見にいきたい。お金がない。しんどい。*2

どこかに良い秋バラがみれるスポットってないのかな〜!?都内で秋バラがみれるスポットってないのかな〜!?そんなことを思いながらスマホ片手に検索してみたら…。


あるじゃないですか、都内に!!!
そんなわけで行ってきました。向かった先はコチラ!

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「旧古河庭園」さん。
JR京浜東北線「上中里駅」にて下車、徒歩7分
JR山手線「駒入駅(北口)」にて下車、徒歩12分
東京メトロ南北線「西ケ原駅」にて下車、徒歩7分で到着します。

なぜこちらの庭園にしたのかというと、
ちょうどバラフェスティバル期間*3であった点、
そして「日本式庭園と西洋式庭園、和と洋を一度に楽しむことのできる場所だった!!!」という点が、大きな理由です。

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私を安心させてくれる立て看板。
バラの開花状況、見頃です!!!

旧古河庭園の開園時間は9時〜17時までです。ただ注意しなければいけないのは、16時30分までに入園しなければなりません。
入園料は大人1人、150円。良心的な値段です。

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入園チケットとパンフレットをもらい、いざ出発!

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地図みると敷地メチャメチャ広い。

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あ”〜〜〜めっちゃ花に歓迎されてる感じがする。
でもでも、本当に素敵な光景がみれるのはここからです!

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石造りの洋館!!!とバラ!!!!
めちゃくちゃ雰囲気ありました。洋館がバラに合ってるのか、バラが洋館に合っているのかは分かりませんが、みなさんこの館とバラをセットで撮るために来ている!!!見に来ている!!!といっても過言ではない!!!くらい美しい!!!

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洋館から続く階段を降りれば、西洋式庭園が広がります。
厳密にいえばこの西洋式庭園、フランス式庭園とイタリア式庭園が組み合わさってできたものらしいです。
らしいのですが、私にはイタリア式庭園の影響を大きく受けているように思えます。

そもそもフランス式庭園は、ブルボン王朝全盛期の影響もあり、権力や富の誇示をあらわすために大規模であること。また、フランスの地形が平面なので、その地形に沿った平面的な庭園のことを指します。

が、敷地が狭く、なおかつ高低のある旧古河庭園には到底再現できません。なら、どこにフランス式の要素があるのか。無理やり考えればフランス式庭園のもう1つの特徴である(本当に若干の)vistaが施されている点でしょうか…。
vistaとは、館を起点として庭園の中心を貫く力強い軸線を通し、遠くまで見渡せる技法です。

なのですが、こちらも肝心の軸線が短いので、遠くまで見渡せるというのは不可能です。というのも、軸線が短い理由として旧古河庭園はイタリア式庭園の特徴も採用しているからです。

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イタリア式庭園は原則として、左右対称の幾何学文様に植物を配置した整形庭園である、という特徴があります。また、本場イタリアでは山や丘が多いので斜面を利用することが多いです。そのために階段を使って、庭園を魅せる工夫をします。

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これらの特徴は旧古河庭園にも採用されており、高低のある敷地では階段を利用して館をうまく見せ、幾何学文様に縁取られた生垣は全て左右対象です。それだけではなく、生垣内に植えられているバラも全て左右対称に植えられています。

マップで分かりにくくて申し訳ないですが、例えば黄色いバラを植えれば、反対側に黄色いバラを、白いバラを植えれば、反対側にも白いバラを、といった具合です。

ですので、私個人としては旧古河庭園はイタリア式庭園の要素が強めかな…と感じます。確かに幾何学文様、左右対称という特徴はフランス式庭園にも通ずるものがありますが、そもそもの庭園史を辿れば、イタリアでは16世紀のルネサンス期にこうした技法をすでに用いていたので、フランスより気持ち少し早めかな、とは思います。

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「旧古河庭園が何式なのか」という話はここまで!!!
本命の秋バラです!!!

こちらは「ソニア」
とってもきれいなサーモンピンクです。

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「春芳」

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「マリア・カラス」
オペラ歌手の名前だそうですよ!

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「クリスチャン・ディオール」
こちらは有名ですね。

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「朝雲」
これが個人的にすごくすごく好きでした!!

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「ヘルムット・シュミット」
黄色はバラ園の中でも目立ちます。

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「ピース」

などなど、たくさんの種類のバラが咲いています!お気に入りのバラを是非探してみてください(*^-^*)!

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旧古河庭園では、洋館の中に喫茶室があります。
ただ、残念ながら洋館の中は撮影禁止!お食事も撮影禁止です。悔しい!悲しい!そんな気持ちを抱きながらも、食い意地が張っているので食べずにはいられません。

メニューは上記以外にもケーキセットがあり、1200円でお好きなパウンドケーキとドリンクが選べます!もちろんケーキセットを選びました!!!

先にお会計をして、館の中を案内されます。
喫茶室は全部で4室あります。

・明るいバラの間の応接室
・見晴らしがいい小食堂
・装飾が豪華な大食堂
・そよ風にふかれるテラス

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撮影禁止だったのでポストカードを買ってきました。
雰囲気だけでも!ポストカードに載っているのが装飾が豪華な大食堂です。一番人気のお部屋でした。

「座席は選べません」と書いてあったのですが、そこまで席が埋まってなかったので選ばせてもらえました!目の前の窓から景色が見える「見晴らしがいい小食堂」の席に座らせてもらいました!!

ふっかふかの赤い椅子で待っていると、先ほど注文したオレンジパウンドケーキとローズペコの紅茶がはこばれます。写真がなくて本当に残念なのですが、オレンジパウンドケーキは生地がしっとりしていて、パサパサしていなくて美味しかったです。ローズペコは、ほのかにバラの香りが口の中で広がります。苺の花の装飾が施されたカップで、大変可愛らしかったです!

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館から出て、敷地内をブラブラしているとこんな看板に遭遇。売店一番人気のバラのシューアイス!
こりゃ食うしかねえ!!!!!ソッコ〜〜売店に駆け寄りました。

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結構小さいな、とか思っていたのですが食べてみてびっくり。メチャクチャぎっしりアイスがつまってる!!!!!!!!スカスカシューじゃない!!NOT スカシュー!!!!バラの味もそこまで強くなくて、後味も爽やか〜な感じで気軽に食べれます。

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あとシューアイスを売っていたお店でクリアファイルを買ってしまった。
いくつか種類があってかなりの時間迷っていました。

店員さんに「ここにある絵柄って全部この庭園にあるバラなんですか?」とお伺いしたところ、そういうわけではないようです。バラを描いている有名な画家さんの作品だとか…。

「誰だよ!?!?!?」と思いながら購入して、クリアファイルの裏面をみると「Pierre-Joseph-Redouté」の文字が…。またもや「誰だよ!?!??!」と思いながら調べてみると、ベルギーの有名な画家兼植物学者さんでした。
他にも色々調べてみると、どうやらこのクリアファイル、代表作の「バラ図鑑」に載っているイラストを使用しているみたいです。

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それにしても、この洋館本当にどの角度から見てもきれいですね。私は詳しく知らないのですが、どうやら「うみねこのなく頃に」に出てくるゲストハウスのモデルらしいですよ。

また、この洋館を設計したのはあの鹿鳴館を作った「ジョサイア・コンドル」
いやいやマジか?って感じですよ。

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館内は「イギリス積み」と呼ばれる長いレンガと小さいレンガを交互に積んでいく技法を用いているらしいです。こうすることによって強度が高くなるらしいですよ!庭園はフランス式、イギリス式、日本式でレンガはイギリス式ってなんでもありやな!?!?!
内部の撮影は禁止なので、写真は外にある車庫のレンガです。


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そしてこの洋館、1階は全て洋室ですが2階は和室らしいです。さらに言えば1階から見える風景は西洋式庭園(バラ園)で、2階から見える風景は日本式庭園。
なんて粋な造りをしているんだ……。

ということで洋館と秋バラはここまで!!次は日本庭園!!!と思ったのですが、流石に長すぎましたので一度ここで切ります。
日本庭園も素晴らしかったですよ〜!

旧古河庭園:http://teien.tokyo-park.or.jp/contents/view034.html

 

*1:神ゲー。フリーゲームなので全人類にやってほしい。全人類がやってくれないと納得できない。

*2:2月に中之島公園に行った時は、秋バラどころか何も咲いてなかった。まあ、当たり前っちゃ当たり前だけれども…。

*3:開花期間をうまく掴めず、超絶自然観賞に向いていない人間なので「◯◯フェスティバル」と書いてあれば流石に安全だろう…という単純な考え